令和6年5月13日（月）16時より，カザフスタン共和国ユーラシア大学の Askar Zhussupbekov教授をお招きして，特別セミナーを実施しました．Askar先生は前週に大阪で開催された「第8回国際地震地盤工学会議」に参加され，その後に名古屋にお立ち寄りいただけました．なお，この特別セミナーは公益社団法人地盤工学会中部支部との共催で実施しました．

　当日は30名弱の参加でしたが，「中央アジア・カザフスタンの問題を抱えた地盤における大規模構造物の杭基礎の現場試験と地盤工学的建設の事例」とのタイトルにて，現在も経済発展が続くカザフの新首都”アスタナ”と，旧首都”アルマティ”の複数プロジェクトにおける地盤の解析や施工事例などをお伺いできました．質疑応答ではカザフの地盤は冬季に凍上し，夏季に融解を起こすことが一番の問題など，寒冷地ならではの問題についてもお伺いできました．

　なお，開催案内についてはこちらをご参照ください．