ニュース & イベント
2013年 2月24日 | 理工学部建設システム工学科4年生の丸山陸也氏がThe 3rd China-Japan Civil Engineering Student Workshopで優秀発表賞を受賞
理工学部建設システム工学科の葛漢彬教授研究室の丸山陸也氏(学部4年生)が,2月22日に中国・南京で開催されたThe 3rd China-Japan Civil Engineering Student Workshopで研究発表を行い,優秀講演賞を受賞しました. 丸山氏の研究発表の題目は「Reduction of Residual Displacement of Frame-typed Steel Piers by Introducing SMA Dampers」で,研究内容は巨大地震を受けた場合の土木鋼構造物の耐震安全性と地震後の使用性の飛躍的向上を図るため,形状記憶合金による制震ダンパーを構造物に導入したときの制震効果を地震応答解析により検証したものです. |
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2012年 12月10日 | 大学院生馬越一也氏,森翔吾氏が土木学会平成24年度全国大会優秀講演賞を受賞 本研究センターメンバーで,建設システム工学科の葛漢彬教授研究室の馬越一也氏(理工学研究科博士課程社会環境デザイン工学専攻1年)と森翔吾氏(理工学研究科修士課程建設システム工学専攻1年)が,土木学会平成24年度全国大会で研究発表を行い,優秀講演賞を受賞しました. 馬越氏の研究発表の題目は「津波襲来時における大型漂流物の長大橋への衝突に関する解析的検討」で,研究内容は津波による大型漂流物が,湾岸沿いに位置する長大橋へ衝突したときの影響を,数値シミュレーションによって定量的に評価を行ったものです.また,森氏の研究発表の題目は「Pushover解析を用いた延性き裂簡易照査法に関する解析的研究」で,研究内容は延性き裂および局部座屈の評価を考慮した土木鋼構造物の統一的耐震照査法の開発とその妥当性を検証したものです. これらの研究は,センターの研究テーマの1つである「連動型巨大地震に対する土木構造物の安全性と修復性の向上に関する研究」の一環として行われたものであります. |
2012年 11月16日 | 日本橋梁建設協会平成24年度技術発表会および講演会(中部地区)での特別講演 本研究センターメンバーで,建設システム工学科の葛漢彬教授が11月16日に日本橋梁建設協会平成24年度技術発表会および講演会(中部地区)で特別講演をしました.葛教授の講演題目は「鋼橋の延性破壊照査法の研究進展」で,大地震時の鋼橋の極低サイクル疲労による延性破壊の現象解明に関する実験的および解析的検討の成果を踏まえ,実務で応用可能な照査法の研究開発の現状を紹介しました. なお,この研究は,本センターの研究テーマの1つである「連動型巨大地震に対する土木構造物の安全性と修復性の向上に関する研究」の一環として行われているものであります.
講演の様子 講演の内容 |
2012年 10月10日 | 南海トラフ巨大地震事前対策に係わる提言について 2012年9月13日,中川正春防災担当大臣に,南海トラフ巨大地震提言連携会議(代表:大西隆 東京大学教授・日本学術会議会長)から「南海トラフ巨大地震事前対策に係わる提言」をお渡ししました. 本提言は,大西隆・東京大学教授(日本学術会議会長・日本計画行政学会会長)の呼び掛けにより,巨大地震対策に関連が深い土木学会,日本都市計画学会,日本計画行政学会,日本都市計画家協会の会長・副会長・幹事が,防災担当大臣と南海トラフ巨大地震対策に関する懇談会をもったことに端を発します.この懇談会での議論を受けて,大西教授のもと「南海トラフ巨大地震提言連携会議」を関連学協会会長・副会長の協力を得て立ち上げ,同時にワーキングメンバーを募り,南海トラフ巨大地震対策として必要とされる具体的なアクションをまとめたものです. 本センターの小高教授が土木学会からのワーキングメンバーとして参加しました. 提言本文:pdf (402kB) 関連リンク: |
2012年 9月23日 | 名城大学Day公開講座について 名城大学Dayにおいて, 理工学部公開講座として,小高猛司教授が「今直面している21世紀型自然災害を知ろう〜液状化・斜面崩壊・堤防決壊はなぜ起こる?〜」と題した講演を行いました. 一般の方に地盤災害のメカニズムを広く知っていただくために,液状化実験,浸透破壊実験,堤防越流破堤実験,降雨時の斜面崩壊実験などの模型実験を実演しながらの講座となりました.
講演の様子 模擬実験の様子 |
2012年 9月7日 | 土木学会全国大会における研究討論会について 平成24年度全国大会 第67回年次学術講演会 において,小高教授が幹事長代行をつとめる「安全な国土へ再設計」支部連合(代表:林良嗣名古屋大学教授)の主催により,研究討論会「ポスト東日本大震災時代における「安全な国土」とは-地震・津波対策だけで地域/社会を守れるのか-」が開催されました.土木学会では,全国8支部に「支部タスクフォース」を設置し,各地域特有の災害に対して,分野 ・世代間の連携をはかり,国民を巻き込んだ減災活動の展開をめざして活動を進めています.本センターからは,小高教授の他,葛教授,溝口准教授,柄谷准教授が中部支部に設置された「中部支部巨大災害タスクフォース(座長:辻本哲郎名古屋大学教授)」 にメンバーとして参加し活動しています. 関連リンク: |
2012年 8月1日 | 「自然災害のリスク軽減研究センター」のホームページを開設しました. |
2012年 5月31日 | 「自然災害のリスク軽減研究センター」が発足しました. |
2012年 4月27日 | 「21世紀型自然災害のリスク軽減に関するプロジェクト」が採択されました. |